仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
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俺と亜優の間には男児。
長谷川副社長と杏南さんの間には女児が生まれた。
ベットも隣同士。
仲良くスヤスヤと眠っていた。
俺と亜優、長谷川副社長と杏南さんの四人で赤ちゃんたちを見つめる。
「・・・同じ誕生日なるなんて…」
「そうですね…」
長谷川副社長は待望の女の子とあって既にメロメロのようだ。
「名前は決まっているんですか?」
「名前は紬(ツムギ)です。長谷川紬。周防副社長は?」
「俺は流真(リュウマ)です。周防流真」
「流真君がカッコいい名前ですね…」
「紬ちゃんも可愛い名前ですね…」
「流真君と紬ちゃんか・・・」
後ろを振り返ると槇村先生が立っていた。
「周防家と長谷川家か・・・家柄的には申し分ないですね…」
「槇村先生・・・何だか…俺の紬を周防家に嫁がせるような言い方ですね」
「…俺は別に…そんな風に言った憶えはないですよ…深読みし過ぎです。長谷川副社長」
「・・・まぁ、人生、何があるか分からないし…もしかしたら、将来…私達の元に流真君が紬さんを俺のお嫁さんに下さいと言う日が来るかもしれないわよ…」
「・・・杏南、何を言い出すんだよ!?
大体、流真君は・・・」
長谷川副社長はチラリと亜優を見つめる。
俺と亜優の間には男児。
長谷川副社長と杏南さんの間には女児が生まれた。
ベットも隣同士。
仲良くスヤスヤと眠っていた。
俺と亜優、長谷川副社長と杏南さんの四人で赤ちゃんたちを見つめる。
「・・・同じ誕生日なるなんて…」
「そうですね…」
長谷川副社長は待望の女の子とあって既にメロメロのようだ。
「名前は決まっているんですか?」
「名前は紬(ツムギ)です。長谷川紬。周防副社長は?」
「俺は流真(リュウマ)です。周防流真」
「流真君がカッコいい名前ですね…」
「紬ちゃんも可愛い名前ですね…」
「流真君と紬ちゃんか・・・」
後ろを振り返ると槇村先生が立っていた。
「周防家と長谷川家か・・・家柄的には申し分ないですね…」
「槇村先生・・・何だか…俺の紬を周防家に嫁がせるような言い方ですね」
「…俺は別に…そんな風に言った憶えはないですよ…深読みし過ぎです。長谷川副社長」
「・・・まぁ、人生、何があるか分からないし…もしかしたら、将来…私達の元に流真君が紬さんを俺のお嫁さんに下さいと言う日が来るかもしれないわよ…」
「・・・杏南、何を言い出すんだよ!?
大体、流真君は・・・」
長谷川副社長はチラリと亜優を見つめる。