仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
「私…美穂さんが羨ましい…」
「亜優さん?」
美穂さんはキョトンした目で見る。
「・・・私なんて…何の資格もありません…美穂さんのように…自立した女性が羨ましいです」
「・・・貴方にはお兄様が居るでしょ?お兄様が護ってくれるわよ…」
「それは…」
・・・それは今だけの話。
「貴方はメイク直ししないの?亜優さん」
「あ…忘れてました…すいません…」
私は慌ててバックの中からメイクポーチを取り出す。
「式当日逃げ出すなんて大胆な行動をとったクセに…亜優さんって抜けてるわね…そんなトコにお兄様は惚れたのかしら?」
「えっ?惚れたなんて…私達は…」
美穂さんには真実を告げようと思った瞬間、バックの中のスマートフォンが振動して光った。
「相手は誰?」
「颯真さんです…」
「亜優さん?」
美穂さんはキョトンした目で見る。
「・・・私なんて…何の資格もありません…美穂さんのように…自立した女性が羨ましいです」
「・・・貴方にはお兄様が居るでしょ?お兄様が護ってくれるわよ…」
「それは…」
・・・それは今だけの話。
「貴方はメイク直ししないの?亜優さん」
「あ…忘れてました…すいません…」
私は慌ててバックの中からメイクポーチを取り出す。
「式当日逃げ出すなんて大胆な行動をとったクセに…亜優さんって抜けてるわね…そんなトコにお兄様は惚れたのかしら?」
「えっ?惚れたなんて…私達は…」
美穂さんには真実を告げようと思った瞬間、バックの中のスマートフォンが振動して光った。
「相手は誰?」
「颯真さんです…」