仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
「亜優さん貴方の妊娠は私や悠真さんにとても喜ばしいコトだからね…美穂のコトは気に病まないで」
「あ、はい…」
「貴方も美穂の相手の男性のコトは…」
「知りません…」
「そう…」
お義母さんは頬に手を当て、沈鬱な表情になった。
「俺も知らない。母さんも知らない。美穂の秘密主義もいいトコだな・・・」
「仕事で忙しいから…彼氏を作る時間なんてないって言ってたから…」
「・・・まぁいい・・・相手探しは落ち着いてからにしよう・・・」
「そうね…」
お義母さんも颯真さんに同調した。
お義母さん一人が美穂さんに付き添うコトになった。
******
私達はその足で母子手帳の交付を受けに区役所まで来人さんの運転する社用車で向かった。
でも、妻は妊娠、妹の美穂さんは流産。
颯真さんの心境もフクザツかもしれない。
その思いが横顔に出ていた。
「あ、はい…」
「貴方も美穂の相手の男性のコトは…」
「知りません…」
「そう…」
お義母さんは頬に手を当て、沈鬱な表情になった。
「俺も知らない。母さんも知らない。美穂の秘密主義もいいトコだな・・・」
「仕事で忙しいから…彼氏を作る時間なんてないって言ってたから…」
「・・・まぁいい・・・相手探しは落ち着いてからにしよう・・・」
「そうね…」
お義母さんも颯真さんに同調した。
お義母さん一人が美穂さんに付き添うコトになった。
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私達はその足で母子手帳の交付を受けに区役所まで来人さんの運転する社用車で向かった。
でも、妻は妊娠、妹の美穂さんは流産。
颯真さんの心境もフクザツかもしれない。
その思いが横顔に出ていた。