【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
「お願いします。どうか、あたし達の事は内密にしてください。あたしは、楓舞さんにも瑠衣君、友人や岡先生、朱美さん達にも迷惑は掛けたくないんです...!だから、お願いします。この事はばらさないでください」
手足が、体中が震えてる。バレたくない。バレたら、皆に迷惑が掛かってしまう。怖い...怖いよ...!
「あなたと大沢さんは本当に似てるわね。憎たらしい」
「藤川先生?」
「早くプリントを持って行きなさい!」
ビクッ!
藤川先生は突然大声を出した。凄い剣幕であたし達の方を見た。
「奏離れて!」
手足が、体中が震えてる。バレたくない。バレたら、皆に迷惑が掛かってしまう。怖い...怖いよ...!
「あなたと大沢さんは本当に似てるわね。憎たらしい」
「藤川先生?」
「早くプリントを持って行きなさい!」
ビクッ!
藤川先生は突然大声を出した。凄い剣幕であたし達の方を見た。
「奏離れて!」