【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
「なら目、閉じて?たくさんキスしてあげる。君が嫌がろうが、泣こうが絶対にやめないから」
怖い...。でも、あたしは...それでも...。
ぐっ!
楓舞さんの手にまた力が入った。痛い...。逃げたい。
「泣いてるじゃないか。本当は怖いんだろ?」
「うぅ...ひっく...」
「ごめん...。少しやり過ぎた」
「楓舞さんなんか嫌いです。大嫌いです...!」
ギュッ
「嫌いでもいい。僕は奏から絶対に離れないから。それだけは覚えていて...」
怖い...。でも、あたしは...それでも...。
ぐっ!
楓舞さんの手にまた力が入った。痛い...。逃げたい。
「泣いてるじゃないか。本当は怖いんだろ?」
「うぅ...ひっく...」
「ごめん...。少しやり過ぎた」
「楓舞さんなんか嫌いです。大嫌いです...!」
ギュッ
「嫌いでもいい。僕は奏から絶対に離れないから。それだけは覚えていて...」