【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
はっ・・・!!
またやっちゃった...。

「かーなーで?」

「ふ、楓舞さん...!」

「君はいつもいつもほっとけばいい事に口を出して、しかも今回は病院で大声を出すなんて...。僕はそんな子に育てた覚えはないよ?」

「楓舞さん、頬っぺ痛いです...!」

「よく伸びる頬っペだね。どこまで伸びるのかな〜?」

「いひゃい、いひゃい」

怖い笑顔であたしの頬っぺを引っ張っている。うぅ...痛いけど仕方ない。
< 246 / 305 >

この作品をシェア

pagetop