【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
「奏、左手出して」
「左手ですか?」
左手を楓舞さんの方へ出した。するとあたしの手を取り、薬指を夕日の光を当てるようにかざした。それはまるで...!
「指輪みたいでしょ?」
オレンジ色の宝石があたしの指の上で輝いている。
「綺麗です」
「いつか本当に君の指にはめる時が来る日を僕はいつも夢みているよ」
「え?」
「ごめん、急に変なこと言って。まだ気が早いけど、杉原 奏さん。これからもずっと、僕と一緒に居てくれますか?」
楓舞さんは本当にずるい人だ。こんな綺麗な夕日が見える海で、こんなロマンチックなシチュエーション。あなたは一体、何回、あたしをこんな...!でもあたしは楓舞さんのそういう所が...。
「はい!あたしは楓舞さんとずっと一緒に居ます...!」
「左手ですか?」
左手を楓舞さんの方へ出した。するとあたしの手を取り、薬指を夕日の光を当てるようにかざした。それはまるで...!
「指輪みたいでしょ?」
オレンジ色の宝石があたしの指の上で輝いている。
「綺麗です」
「いつか本当に君の指にはめる時が来る日を僕はいつも夢みているよ」
「え?」
「ごめん、急に変なこと言って。まだ気が早いけど、杉原 奏さん。これからもずっと、僕と一緒に居てくれますか?」
楓舞さんは本当にずるい人だ。こんな綺麗な夕日が見える海で、こんなロマンチックなシチュエーション。あなたは一体、何回、あたしをこんな...!でもあたしは楓舞さんのそういう所が...。
「はい!あたしは楓舞さんとずっと一緒に居ます...!」