【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
パコン!
「痛った...!ちょっと瑠衣ちゃん」
「お風呂沸いたから先に入りな」
「分かったわよ。話の続きはお風呂から上がってから。逃げないでよ」
逃げるもなにもここ、あたしの家なんですけど...。
「全く、昔の話なんてしなくていいのに...」
「瑠衣君」
「何?」
「あたしのせいでダンスで世界に行かなかったって本当?」
「絵美里そんな事言ったんだ。世界には元から行く気はなかったんだ」
「どうして?」
「世界に行ったら自由な時間は取れなくなってやりたい事もやれなくなるからね」
「瑠衣君のやりたい事って?」
「内緒だよ。奏は?何かやりたい事あるの?」
「あたしは...。まだ考えてないな。なかなか難しいね」
「そうだよね。将来の事なんてまだ分かんないよね」
あたしは将来何やりたいんだろう。来年は三年生だからな。今まで何かやりたいなんて思ったことなかったし。
「二人で何話してんのよ?」
「絵美里ちゃん!?早いね...」
「瑠衣ちゃんと早く話したくてね。さあ、瑠衣ちゃん。あっちでゆっくり話そう」
「痛った...!ちょっと瑠衣ちゃん」
「お風呂沸いたから先に入りな」
「分かったわよ。話の続きはお風呂から上がってから。逃げないでよ」
逃げるもなにもここ、あたしの家なんですけど...。
「全く、昔の話なんてしなくていいのに...」
「瑠衣君」
「何?」
「あたしのせいでダンスで世界に行かなかったって本当?」
「絵美里そんな事言ったんだ。世界には元から行く気はなかったんだ」
「どうして?」
「世界に行ったら自由な時間は取れなくなってやりたい事もやれなくなるからね」
「瑠衣君のやりたい事って?」
「内緒だよ。奏は?何かやりたい事あるの?」
「あたしは...。まだ考えてないな。なかなか難しいね」
「そうだよね。将来の事なんてまだ分かんないよね」
あたしは将来何やりたいんだろう。来年は三年生だからな。今まで何かやりたいなんて思ったことなかったし。
「二人で何話してんのよ?」
「絵美里ちゃん!?早いね...」
「瑠衣ちゃんと早く話したくてね。さあ、瑠衣ちゃん。あっちでゆっくり話そう」