王子様の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―【コミカライズ原作】
5章 キスと星空と恋と
5章 キスと星空と恋と
そして、了承したとおり
あれから漆鷲社長と、週に一度くらいのペースで社長室で勉強会と言う名の密会を重ねている。
ときは5月の半ば。
先生と生徒のような厳しい言葉を吐かれるときもあれば、恋人のように可愛がられる時間もあって
それまでと変わらず、よくわからない不思議な関係が継続している。
でも、ここ2週間くらいは、私たちのグループワークが最高潮に忙しく、その時間を取ることは出来ていなかった。
「真島さん、試作用の原料入ったよー。」
「はい。」
そして、了承したとおり
あれから漆鷲社長と、週に一度くらいのペースで社長室で勉強会と言う名の密会を重ねている。
ときは5月の半ば。
先生と生徒のような厳しい言葉を吐かれるときもあれば、恋人のように可愛がられる時間もあって
それまでと変わらず、よくわからない不思議な関係が継続している。
でも、ここ2週間くらいは、私たちのグループワークが最高潮に忙しく、その時間を取ることは出来ていなかった。
「真島さん、試作用の原料入ったよー。」
「はい。」