王子様の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―【コミカライズ原作】


そんな怒涛の業務をロボットのようにこなしていた終業時間の間際。

予想していなかった訪問者が現れた―⋯⋯


「――永斗」


ノックも無しに部屋に入ってきたのは


「⋯⋯じーちゃん?」


⋯⋯会長の漆鷲栄だった。

嫌な予感がする。


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