王子様の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―【コミカライズ原作】

いや、違う。

もしそうだったら、来美なら一言告げてから行くはずだ。

そして、すぐさまピンときた。

もしかして、じーさんの言ってた事―⋯⋯

タイミングが悪い!!

くっ!!


「お、おい! 永斗! 話の途中―⋯⋯」


気づいたら、じーさんの声を無視して社長室を飛び出していた。



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