具現化アプリ
☆☆☆
学校1可愛い子より人気があるって、なんて気持ちいいんだろう!
休憩時間中、あたしは自信満々になっていた。
マナミとリサの2人は時折悔しそうな顔をこちらへ向けている。
「ねぇミキコ。もう1度あの写真みせてよ!」
ノドカが駆け寄ってきて言う。
「いいよ!」
そう言うと他の子たちもまたあたしの周りによってくる。
あたしはさっきと同じように机の上にスマホを置いて、みんなに加工写真を見せた。
「やっぱりモヤが写ってるね」
「このモヤってさ、よく見たら人の顔に見えない?」
「見えるかもぉ!!」
口々に好き勝手なことを言い始める。
こうして勝手に盛り上がってくれるんだから簡単だった。
しかし、いい気分を台無しにする子もいる。
学校1可愛い子より人気があるって、なんて気持ちいいんだろう!
休憩時間中、あたしは自信満々になっていた。
マナミとリサの2人は時折悔しそうな顔をこちらへ向けている。
「ねぇミキコ。もう1度あの写真みせてよ!」
ノドカが駆け寄ってきて言う。
「いいよ!」
そう言うと他の子たちもまたあたしの周りによってくる。
あたしはさっきと同じように机の上にスマホを置いて、みんなに加工写真を見せた。
「やっぱりモヤが写ってるね」
「このモヤってさ、よく見たら人の顔に見えない?」
「見えるかもぉ!!」
口々に好き勝手なことを言い始める。
こうして勝手に盛り上がってくれるんだから簡単だった。
しかし、いい気分を台無しにする子もいる。