こぼれ落ちていく

『うん?どうした?』

ビックリしたのか
竜也は飛び起きた。


『泣いてるの?』


優しく私の頭を撫でながら問いかけてくる。








『怖い夢見た??』


横に首をふる私。

『不安なの。』





『不安??』

ビックリしたのか
竜也の動きが止まった。
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