こぼれ落ちていく

『えっ?!いいの?!夜だよ!夜。竜也寂しくない?』


『もう決めてきたんやろ?だったら俺、反対する権利なんかないし。』


『嫌、まだハッキリ決めたわけじゃないよ!竜也が嫌なら私夜じゃなくって、昼働くし!!』


『夜でも昼でもどっちでもいいと思う。』




はぁ?!なにそれ。

本当に竜也は私のこと
興味なくなったの?



決めた!!

私、聡に仕事の話
聞いて


すっごい悩んだの。

竜也が夜駄目って言ったら
ちゃんと昼間の仕事探す気でいたの。


だけど、
竜也がそんな態度とるならね。


私、レストランって嘘ついて

キャバクラデビューします。



キャバ嬢になっちゃうぞ












竜也に嘘つくこと罪悪感あったけど





もう
嘘つき続けるからね!!



騙されろ!
馬鹿竜也!!
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