こぼれ落ちていく
セミがなき、
今年の夏は、猛暑。

そんな夏休み中旬のことでした。

初めてのキスをした、
次の日。

居酒屋のあとに、
私達は、初めて2人でご飯を食べに行きました。

初めて、手を繋ぎ、
いつものバイトの帰り道。

私は、竜也の横顔に、
ドキドキした。

なにもかわらない竜也。

かわったのは、

私の気持ち。






キスでわかったこの気持ち───────




竜也─────

好きだよ───────。

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