こぼれ落ちていく
『あっ。俺来週から、昼間も働くから。』

竜也は、両親が県外に転勤して、
地元で1人暮らしをしている。

『あっ。じゃあ居酒屋もあんまり、でないん?』


『せやなぁ…鳶職やから、体力的にしんどくなるし、休み前位は入るかな?』


『そっかぁ………。』


つまないの。
せっかく、竜也のこと好きって言う自覚したのに…。

居酒屋にも、竜也がいないと
私、まじつまないよ。




タイミング悪いよ……。

昼間に、鳶職かぁ…。



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