こぼれ落ちていく
掃除して、洗濯して、

昼休憩には必ず電話をくれる竜也。

竜也の電話の後に私は買い物に行く。




──ピンポーン──


─ピンポーン─


─ピンポンピンポンピンポーン─


せっかちに、鳴り響くチャイム。

時間は昼ドラの時間。
主婦の楽しみ昼ドラの時間。
もちろん私も気分は主婦。
そんな平和な昼の時間に
せっかちに鳴り響くチャイム。

宅配便や郵便局の人ではないのは確かだよ。










嫌な予感。



居留守を使っても仕方がない。







チャイムを押してる人が、誰なのかはわかる。











てか!!
なんでここがわかったの?!
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