こぼれ落ちていく

『ゴメンナサイ。』

消えそうな声で、私はとりやえず謝った。

『ごめんなさいちゃうやろ!!明日からどないするねや!言うてんや!!そないな頭して!!』

…………………
…………………………
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…………………
……………





『竜也のとこからなら、学校行く。』



『はぁ?!お前なんやその態度!調子のんなや!』



私はまたもや右頬を殴られた。

今度はパーではなく
グーで殴られたんだ。


痛い。


さすがに痛い。











私、なにやってんだろ。
早く竜也の所に帰りたい。

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