クールな社長の不埒な娶とり宣言~夫婦の契りを交わしたい~
それから数日後のことだった。
光琉が分厚い冊子を持って、紫織の元へ来た。
「紫織さぁん、見てくださーい」
ニコニコと笑顔の光琉が紫織に渡した冊子は、女子社員用の制服のカタログだった。
「制服を作るんですか?」
「はい。そうなんですよぉ。私と社長で選んじゃったから。気に入らなかったらごめんなさいね」
付箋のページを開いた光琉が「これでーす」と指を刺した。
「どうですかぁ? 白いシャツも付いているんですけどぉ、これなら手持ちのブラウスを着てもいけるかなぁと思ってぇ」
「いい!すごく素敵ですよ、制服っぽくないし、うれしいです!制服があると楽だし、すごくオシャレ」
その制服は濃いグレーのスーツで、Aラインのスカートの他にパンツまで選べるらしい。
「よかったです。気に入ってもらえて。ちなみに制服は着ても着なくても、どっちでもいいそうでーす。ほしい人だけってことで。明日見本が届くので、サイズ合わせてみてくださいね~」
「はーい。了解です」
「洗濯機でガンガン洗えて、ウエストがゴムなんですよ? すごくないですか? ちょっとやそっと太っても大丈夫だし、制服ってよくできてますねぇ」
光琉がその場を離れると、パーテーションの向こう側からひょっこりと室井が顔を出した。
「お、早速か。感謝しろよ。俺が社長に言ったからだぞ」
「え? 社長に?」
光琉が分厚い冊子を持って、紫織の元へ来た。
「紫織さぁん、見てくださーい」
ニコニコと笑顔の光琉が紫織に渡した冊子は、女子社員用の制服のカタログだった。
「制服を作るんですか?」
「はい。そうなんですよぉ。私と社長で選んじゃったから。気に入らなかったらごめんなさいね」
付箋のページを開いた光琉が「これでーす」と指を刺した。
「どうですかぁ? 白いシャツも付いているんですけどぉ、これなら手持ちのブラウスを着てもいけるかなぁと思ってぇ」
「いい!すごく素敵ですよ、制服っぽくないし、うれしいです!制服があると楽だし、すごくオシャレ」
その制服は濃いグレーのスーツで、Aラインのスカートの他にパンツまで選べるらしい。
「よかったです。気に入ってもらえて。ちなみに制服は着ても着なくても、どっちでもいいそうでーす。ほしい人だけってことで。明日見本が届くので、サイズ合わせてみてくださいね~」
「はーい。了解です」
「洗濯機でガンガン洗えて、ウエストがゴムなんですよ? すごくないですか? ちょっとやそっと太っても大丈夫だし、制服ってよくできてますねぇ」
光琉がその場を離れると、パーテーションの向こう側からひょっこりと室井が顔を出した。
「お、早速か。感謝しろよ。俺が社長に言ったからだぞ」
「え? 社長に?」