友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
『玲奈危ないっ!』
近所のスーパーに行こうとしていた私を追ってきてくれた姉。
家の玄関を飛び出して、道にとびだそうとしていた私を後ろから抱きしめるようにして・・・。

「いやぁーっ!!」

蘇る記憶を止めたくて、私はその場で叫んだ。

いやだ・・いやだ・・・・



きっと渉は私と一緒にいたらからこんな目にあうんだ・・・。

私のせい。

私のせいだ。
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