友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
「俺のデザインが採用されたんだ」
「そうなの!?」
「あぁ。いくつか候補があったんだけど、俺のデザインが選ばれた。」
「すごい!」
渉は広告会社にアルバイトで入った時からかなりその才能を認められている。
そのまま就職して、いろいろと広告デザイン賞も受賞していた。

今回の広告もかなり注目されている。

「見せて」
私は机に広がっていた候補のデータも見たいと手を伸ばした。
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