友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
香澄へ
玲奈がこの手紙を読んでいるということは、渉がやっと玲奈と再会して気持ちを伝えられたってことだね。私が死んでしまう前に、渉と約束したの。玲奈に想いを伝えることができたら、真実を伝えることができたら、私の家に行ってほしいって。渉、ちゃんとその約束守ってくれたんだね。
見直しちゃった。
玲奈、ごめんね。
この手紙を読んでいるということは玲奈が私の嘘を知った時だよね。
病気で余命を知ってから、私は玲奈のことで頭がいっぱいだった。
自分のこと以上に。だって玲奈は私にとって天使のような存在だから。
いつも優しくて、自分のこと以上に私を大切にしてくれて、そばにいてくれる。
そんな玲奈に今まで何度救われたかわからない。出会った幼いあの頃からずっと私は玲奈という存在に救われていたの。感謝してもしきれない。
玲奈はいつだって自分のことを『自分なんか』って言って、ダメだって決めつけてる。
でもね、玲奈は全然ダメじゃない。素敵な人。まぶしいくらい、優しくて、隣にいるだけで心休まるような不思議な力を持っているんだよ。
私はその魅力に魅了されて、私はそんな玲奈に救われて生きてくることができた。
閉ざしかけた心を閉ざすことなく生きられたのも玲奈のおかげなの。
玲奈がこの手紙を読んでいるということは、渉がやっと玲奈と再会して気持ちを伝えられたってことだね。私が死んでしまう前に、渉と約束したの。玲奈に想いを伝えることができたら、真実を伝えることができたら、私の家に行ってほしいって。渉、ちゃんとその約束守ってくれたんだね。
見直しちゃった。
玲奈、ごめんね。
この手紙を読んでいるということは玲奈が私の嘘を知った時だよね。
病気で余命を知ってから、私は玲奈のことで頭がいっぱいだった。
自分のこと以上に。だって玲奈は私にとって天使のような存在だから。
いつも優しくて、自分のこと以上に私を大切にしてくれて、そばにいてくれる。
そんな玲奈に今まで何度救われたかわからない。出会った幼いあの頃からずっと私は玲奈という存在に救われていたの。感謝してもしきれない。
玲奈はいつだって自分のことを『自分なんか』って言って、ダメだって決めつけてる。
でもね、玲奈は全然ダメじゃない。素敵な人。まぶしいくらい、優しくて、隣にいるだけで心休まるような不思議な力を持っているんだよ。
私はその魅力に魅了されて、私はそんな玲奈に救われて生きてくることができた。
閉ざしかけた心を閉ざすことなく生きられたのも玲奈のおかげなの。