友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
「落ちつけ俺、落ち着け」
きょとんとして座っている私の前で深呼吸する渉。
「大丈夫か?あっアプリ!間隔はかんないと!あっ電話、電話しないとな。病院。シャワー浴びるか?なんか食べるか?でも痛いか?えっ!?」
独りでだぁーっと話しながらパニックに陥っている渉が意外過ぎて私は思わず吹き出して笑ってしまった。
そんな私を見て、渉が動きをピタリと止める。
「もうすぐ会えるなんて、最高じゃん!」
と私に笑いかける渉。
「そうだね」
出産は不安だ。
でも、それ以上にやっとこの子に会えるという期待の方が大きい。
パニックになり一人立ち上がりうろうろとしていた渉は私の方へ戻ってきた。
「玲奈」
「ん?」
「愛してる。」
そう言って、もう一度私に口づける。
きょとんとして座っている私の前で深呼吸する渉。
「大丈夫か?あっアプリ!間隔はかんないと!あっ電話、電話しないとな。病院。シャワー浴びるか?なんか食べるか?でも痛いか?えっ!?」
独りでだぁーっと話しながらパニックに陥っている渉が意外過ぎて私は思わず吹き出して笑ってしまった。
そんな私を見て、渉が動きをピタリと止める。
「もうすぐ会えるなんて、最高じゃん!」
と私に笑いかける渉。
「そうだね」
出産は不安だ。
でも、それ以上にやっとこの子に会えるという期待の方が大きい。
パニックになり一人立ち上がりうろうろとしていた渉は私の方へ戻ってきた。
「玲奈」
「ん?」
「愛してる。」
そう言って、もう一度私に口づける。