友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
第4章 現実
『玲奈』

懐かしい声・・

まぶしい光の中にいるその人が誰だかすぐにわかる。

そしてこれが夢だとわかる。


『玲奈』
まぶしさに手をかざしながら声の方を見るとそこには屈託のない笑顔で笑う私の姉がいた。

『玲奈』

私の方を見て笑っている。


姉が夢に出てきてくれたのははじめてだ。
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