友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~
いろいろと焦って考えているときに、ふと自分のお腹に視線を移した。

ごめんね・・・

あなたにとってはパパなのに。
勝手に逃げようとしてごめんね。

あなたからパパを奪ってごめんね。

自分がお腹の子供から父親を奪おうと焦っていろいろと考えていることに気づいて、その罪悪感を感じてしまった私は、そっと自分のお腹を撫でる。

あなたからパパを奪ってしまうけど、一生懸命ママがあなたを幸せにするから。

だから・・・ママを許して・・・


「ごめんね・・・」
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