Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
「貴方、疎いわね…有翠と小早川君は付き合ってるのよ…知らなかった?」
紗月さんは何も知らない会長に説明した。
「ウチの有翠と・・・今度は聖斗と親戚になるのか??」
「それは…まだ・・・先の話で…」
結婚のコトを全く考えてなかった様子の小早川君は会長の言葉に戸惑っていた。
「いいじゃない。巳月…結婚しましょ」
有翠ちゃんの方が積極的だった。
******
二人の馴れ初めは社内恋愛。
「で、豊お前はどうするんだ?」
「どうするって…」
「睦月さんとのコトだ…」
「よりを戻すつもりだよ…父さん」
豊は皆に公言した。
彼の瞳は凛とした光が見える。
「そっか…それは良かった…有翠も嫁に行くそうだし…紗月…俺達の親としての役目は終わりだな…」
「神楽坂会長…それはまだ・・・」
「何言ってんだ?ウチの有翠に手を出しておいて…佐久也君は潔く紗羅と結婚したぞ」
「そうよ…巳月」
「分かりました…父に相談します」
「頼んだぞ、小早川君」
紗月さんは何も知らない会長に説明した。
「ウチの有翠と・・・今度は聖斗と親戚になるのか??」
「それは…まだ・・・先の話で…」
結婚のコトを全く考えてなかった様子の小早川君は会長の言葉に戸惑っていた。
「いいじゃない。巳月…結婚しましょ」
有翠ちゃんの方が積極的だった。
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二人の馴れ初めは社内恋愛。
「で、豊お前はどうするんだ?」
「どうするって…」
「睦月さんとのコトだ…」
「よりを戻すつもりだよ…父さん」
豊は皆に公言した。
彼の瞳は凛とした光が見える。
「そっか…それは良かった…有翠も嫁に行くそうだし…紗月…俺達の親としての役目は終わりだな…」
「神楽坂会長…それはまだ・・・」
「何言ってんだ?ウチの有翠に手を出しておいて…佐久也君は潔く紗羅と結婚したぞ」
「そうよ…巳月」
「分かりました…父に相談します」
「頼んだぞ、小早川君」