Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
「睦月…愛してる」
豊は耳許で甘く囁き、私を抱き上げた。
そして、寝室まで続くダウンライトの明かりの廊下をゆっくりと歩いた。
静かな廊下はまるで永遠の愛を誓い合った後に歩いたヴァージンロードのようだった。
私も豊の首許に手を回し、ギュッと抱きつく。
「俺の相手はお前にしか居ない…」
「私もよ…豊」
私達の肩に圧し掛かっていた重圧を取り除いてくれた神楽坂家には感謝する。
彼は私を優しくベットに下ろすと着ていた長袖のシャツを脱ぎ、Tシャツを脱ぎ捨てた。
「これ…」
彼のベット脇のサイドテーブルには空の遺骨の入ったロケットペンダントに空と私達三人で撮った写真がフォトスタンドに入れられ、飾られていた。
「豊も本当は空のコト…」
「忘れていない…」
上半身ヌードの豊は私をシーツの海へと沈めていく。
豊は耳許で甘く囁き、私を抱き上げた。
そして、寝室まで続くダウンライトの明かりの廊下をゆっくりと歩いた。
静かな廊下はまるで永遠の愛を誓い合った後に歩いたヴァージンロードのようだった。
私も豊の首許に手を回し、ギュッと抱きつく。
「俺の相手はお前にしか居ない…」
「私もよ…豊」
私達の肩に圧し掛かっていた重圧を取り除いてくれた神楽坂家には感謝する。
彼は私を優しくベットに下ろすと着ていた長袖のシャツを脱ぎ、Tシャツを脱ぎ捨てた。
「これ…」
彼のベット脇のサイドテーブルには空の遺骨の入ったロケットペンダントに空と私達三人で撮った写真がフォトスタンドに入れられ、飾られていた。
「豊も本当は空のコト…」
「忘れていない…」
上半身ヌードの豊は私をシーツの海へと沈めていく。