Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
「ちょっと待ってて…」
凛香さんが椅子から腰を上げて、部屋を出て行った。
「今…デキてたら…ヤバいって…」
「今、東亜に勤務してる産婦人科医の槇村奏弥(マキムラソウヤ)先生って…父親は横浜で有名な産婦人科病院を経営してるの…本人も不妊治療のエキスパートだし…一度相談してみれば…」
「えっ?」
「凛香さんも今…その槇村先生に掛かってるの…」
「・・・そうなんだ…私…彼女に悪い質問してしまったわね…」
「はい…」
凛香さんは私に小さな紙袋をくれた。
「これは??」
「…検査薬…」
「あ・・・丁度なかったし…有難く貰っておきます…」
「…睦月も一度…槇村先生の診察受けてみれば?」
「!?神楽坂先生は・・・?もしかして、私余計なコトした??」
「いいのよ…凛香さん…気にしないで…」
「そう?」
「まぁ、とりあえず…遅れているようなら、検査薬で試してみれば?睦月」
「う、うん…ありがとう…紗羅さん」
凛香さんが椅子から腰を上げて、部屋を出て行った。
「今…デキてたら…ヤバいって…」
「今、東亜に勤務してる産婦人科医の槇村奏弥(マキムラソウヤ)先生って…父親は横浜で有名な産婦人科病院を経営してるの…本人も不妊治療のエキスパートだし…一度相談してみれば…」
「えっ?」
「凛香さんも今…その槇村先生に掛かってるの…」
「・・・そうなんだ…私…彼女に悪い質問してしまったわね…」
「はい…」
凛香さんは私に小さな紙袋をくれた。
「これは??」
「…検査薬…」
「あ・・・丁度なかったし…有難く貰っておきます…」
「…睦月も一度…槇村先生の診察受けてみれば?」
「!?神楽坂先生は・・・?もしかして、私余計なコトした??」
「いいのよ…凛香さん…気にしないで…」
「そう?」
「まぁ、とりあえず…遅れているようなら、検査薬で試してみれば?睦月」
「う、うん…ありがとう…紗羅さん」