Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
男の俺は妊娠に関しては無力だ。

睦月と子供を槇村先生に任せるしかなかった…


あれから、睦月も仕事をセーブし、俺は悪阻で苦しむ彼女に寄り添った。

「大丈夫か?」

「うん…それよりも家のコトが出来なくて…ゴメンね…」

「別にいいさ…掃除はコイツに頑張って貰う…」

俺はフロアを這い回るお掃除ロボットを指差した。

「俺は洗濯して来るよ…」

「ありがとう…」

空を妊娠中の時もあそこまで悪阻は酷くなかったはず。
今回は酷いな…






< 192 / 249 >

この作品をシェア

pagetop