Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
「絶対に早すぎるぞ…」

「だって…可愛かったんだもん…」

「全く…」

部屋に戻り、購入したベビー服をソファに広げた。

「…空の為に買ったベビーベットやバウンサー、ベビーカーって…どうしたの?処分したの?」

「あ…あるさ…」

「何処に?」

「何処にって…開かずの部屋に…」

「えっ?じゃあの開かない部屋は…空の部屋??」

「ん、あ・・・まぁな・・・」


一番陽当たりの良い部屋が開かずの間になっていた。

豊に開けて掃除したいと訴えても…全く開けてくれなかった。

私に見られなくないエロいモノを隠してるのかと疑っていたが。

「見るか?」

「見たい!!」

私は強く返した。

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