Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
紗羅さんも無事に退院して、親子四人の生活が始まった。
仕事で兄貴の社長室を訊ねると山城さんが居た。
「山城さん??」
「睦月、いい所に来た…紹介する…俺の彼女の山城さん…」
「えっ!?兄貴の恋人って…山城さんだったの!!?」
「…もう少し早く紹介したかったんだけど…お前がいきなり妊娠するから…安定期に入ってからにしようと立夏と話をしたんだ…」
「先生、今まで隠していてすいません…」
山城さんは私にペコリと頭を下げた。
「兄貴…遊びじゃないんでしょうね…」
「本気だよ…俺…彼女と結婚するつもりだ。なぁー?立夏」
「はい…だから、先生は私は親戚になります…」
「結婚っていつ?」
「あ…そうだな…秋ぐらいかな?」
「秋か…そっか…これで兄貴の独身じゃなくなるのか…でも、彼女は私が一番信頼してるアシスタントなんだから…泣かしたら承知しないから…」
「分かってるさ…」
兄貴の恋人が私のアシスタントの山城さんとは。
今まで、全然気づかなかった…
仕事で兄貴の社長室を訊ねると山城さんが居た。
「山城さん??」
「睦月、いい所に来た…紹介する…俺の彼女の山城さん…」
「えっ!?兄貴の恋人って…山城さんだったの!!?」
「…もう少し早く紹介したかったんだけど…お前がいきなり妊娠するから…安定期に入ってからにしようと立夏と話をしたんだ…」
「先生、今まで隠していてすいません…」
山城さんは私にペコリと頭を下げた。
「兄貴…遊びじゃないんでしょうね…」
「本気だよ…俺…彼女と結婚するつもりだ。なぁー?立夏」
「はい…だから、先生は私は親戚になります…」
「結婚っていつ?」
「あ…そうだな…秋ぐらいかな?」
「秋か…そっか…これで兄貴の独身じゃなくなるのか…でも、彼女は私が一番信頼してるアシスタントなんだから…泣かしたら承知しないから…」
「分かってるさ…」
兄貴の恋人が私のアシスタントの山城さんとは。
今まで、全然気づかなかった…