Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
スープジャーのスープはスクールから持って来たスープカップに注ぐ。
「パスタはオイルパスタ、スープはミネストローネ、カルツォーネの中身はベーコンとチーズと茸、デザートはティラミス」
「へぇー…」
豊の目が一気に輝く。
豊はカルツォーネに手を伸ばし、ぱくりと一口。
「美味っ」
「パスタも美味いぞ、豊」
「後で食べる…」
豊はカルツォーネを完食し、スープをスプーンで口に運んだ。
「何か…料理の腕、上げてないか?睦月」
「そりゃ~料理の腕で稼いでますから…」
私は少しだけ自慢げに返す。
「コイツのスクールで使用する食材は全てウチの地下の食料品売り場で購入できるようにしている。結構、コイツの名前でポップ出すと売れるんだぜ。豊」
「知ってる…父さんもその手を使って睦月に自社の冷凍パスタをプロデュースさせて…それが売れてるらしいよ…」
「神楽坂睦月…恐るべきだな…」
「でも、俺的には迷惑な話だ…」
「じゃ再婚すれば?」
「何を言い出すのよ!?」
「そうだよ…」
私と豊は兄貴を二人で睨んだ。
「すげぇ…シンクロ・・・さすがは元夫婦」
「パスタはオイルパスタ、スープはミネストローネ、カルツォーネの中身はベーコンとチーズと茸、デザートはティラミス」
「へぇー…」
豊の目が一気に輝く。
豊はカルツォーネに手を伸ばし、ぱくりと一口。
「美味っ」
「パスタも美味いぞ、豊」
「後で食べる…」
豊はカルツォーネを完食し、スープをスプーンで口に運んだ。
「何か…料理の腕、上げてないか?睦月」
「そりゃ~料理の腕で稼いでますから…」
私は少しだけ自慢げに返す。
「コイツのスクールで使用する食材は全てウチの地下の食料品売り場で購入できるようにしている。結構、コイツの名前でポップ出すと売れるんだぜ。豊」
「知ってる…父さんもその手を使って睦月に自社の冷凍パスタをプロデュースさせて…それが売れてるらしいよ…」
「神楽坂睦月…恐るべきだな…」
「でも、俺的には迷惑な話だ…」
「じゃ再婚すれば?」
「何を言い出すのよ!?」
「そうだよ…」
私と豊は兄貴を二人で睨んだ。
「すげぇ…シンクロ・・・さすがは元夫婦」