Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
部屋に戻った私は直ぐに千里さんにラインを送信。
千里さんは最初驚いていたけど、快く承諾してくれた。
都合の良い日時まで送信して来た。
とんとん拍子に日取りが決まり、場所は豊と再会した『ヘブンズホテル・有明』の最上階の会員制バー&レストランに決定した。
スクールでの仕事を終え、外に出ると夜の帳はすっかり下りていた。今朝から降り続いていた雨はやんでいた。湿気を帯びた空気を少し不快に思いながら、濡れたアスファルトの舗道を歩き、隣の高層ビルに移動する。
舗道を歩いているとクラクションの音。
立ち止まって横目で見ると千里さんの白いアウディだった。
パワーウィンドを開けて、私に声を掛ける。
「乗れよ、睦月」
「ありがとう…」
私は千里さんと偶々出くわし、そのまま助手席に乗り、車でビルの地下駐車場へと入って行った。
千里さんは最初驚いていたけど、快く承諾してくれた。
都合の良い日時まで送信して来た。
とんとん拍子に日取りが決まり、場所は豊と再会した『ヘブンズホテル・有明』の最上階の会員制バー&レストランに決定した。
スクールでの仕事を終え、外に出ると夜の帳はすっかり下りていた。今朝から降り続いていた雨はやんでいた。湿気を帯びた空気を少し不快に思いながら、濡れたアスファルトの舗道を歩き、隣の高層ビルに移動する。
舗道を歩いているとクラクションの音。
立ち止まって横目で見ると千里さんの白いアウディだった。
パワーウィンドを開けて、私に声を掛ける。
「乗れよ、睦月」
「ありがとう…」
私は千里さんと偶々出くわし、そのまま助手席に乗り、車でビルの地下駐車場へと入って行った。