Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
コテージに戻ると二人が心配そうに私達を迎えた。
「雨、大丈夫だったか?」
「あぁ~行く途中にあったガゼボの中で雨宿りしてた…それよりも睦月のヤツ…ペンダント落としたみたいなんだけど…部屋に落ちてなかったか?」
私が二人に訊く前に豊が先に訊いてくれた。
「ペンダント?」
千里さんは神妙に言うと辺りを見回し、摩弥さんに振った。
「あ…いえ・・・私の見た限りでが落ちてなかったけど…」
「そっか…チェックアウトする前に落とし物届提出しとけ。睦月」
「うん…」
空はママの私と離れてしまって、きっと泣いてるのに違いない。
命よりも大切なモノを落とすなんてママ失格だ…
「雨、大丈夫だったか?」
「あぁ~行く途中にあったガゼボの中で雨宿りしてた…それよりも睦月のヤツ…ペンダント落としたみたいなんだけど…部屋に落ちてなかったか?」
私が二人に訊く前に豊が先に訊いてくれた。
「ペンダント?」
千里さんは神妙に言うと辺りを見回し、摩弥さんに振った。
「あ…いえ・・・私の見た限りでが落ちてなかったけど…」
「そっか…チェックアウトする前に落とし物届提出しとけ。睦月」
「うん…」
空はママの私と離れてしまって、きっと泣いてるのに違いない。
命よりも大切なモノを落とすなんてママ失格だ…