俺だって素直になりてぇよ。

 {先生、分かりました。}

 って先生にいった。

 

 自分の席をみた。

 その隣を見た瞬間目が変わった。

 

 隣は、海人。


 {よろしくね。海人君だよね?}

 「そうだよ。よろしく。」  


 海人は、私には絶対言わない優しい声でいった。


 まだ、そこまでは気にしていなかった。



 {海人君って呼ぶね。}

 {海人君?これわからない。}



 すこしの時間で、たくさん話していた。  

 次の時間も。



 {海人君。お昼何?}

 {これ、どうするの?}


 私と海人は、心の距離が遠いに二人はとても近い気がした。

 日にちなんで関係ないんだ。



 どんなに長く一緒にいても。
  

 海人....。
 

 
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