俺だって素直になりてぇよ。

 私には、わからなかった。

 光がなんで抱きしめたのかを。


〔好きだよ。莉子。〕

 びっくりした。

 光は、まだすこし震えながらいった。


 〔莉子。好きだよ。ごめん。〕

  

 {光。私も好きだよ。}

 {ずっと好きだよ。}


 光は、その後寝た。 

 私は、光をそっと寝かして自分の部屋にいった。


 光は、次の日熱を出した。

 親が今日も帰ってこないから、世話をした。


 この熱でかえす訳には行かなかった。

 

 光と莉子は、自分の気持ちを大切にするようになった。

 二人は、二人にしかできない恋愛を始めた。


 ピュアな恋愛は、見ている人を癒した。

 二人にしかできない恋愛は、素晴らしいものだった。
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