いつか、君の夢を見た。【完】



その後の体育のバスケでも朝夏はすごいシュートを放っていた。


ゴールから離れた場所であったにも関わらず、朝夏の放ったボールは吸い込まれるようにゴールに入っていった。



「すっげ……」


「朝夏って一体なにもんだよ」



そんな声が男子たちの間で上がったのは言うまでもない。



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