いつか、君の夢を見た。【完】



窓際でミニファンをつけながらミッツと涼んでいると、登校してきたばかりの朝夏がトコトコとこちらにやってきた。



「あ、光石くんもいたんだ。おはよ」


「朝夏ちゃん、おはよ〜。今日も可愛いね〜」



冗談なのか、本気なのか。


ミッツが朝夏にそういうと、朝夏はいかにもな愛想笑いを浮かべた。



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