My next Prince
「まぁ、いつか愁羅も学校が楽しいって思う時がくるよ」

「いつか…ね…」

ガラッ


教室の前のトビラが開く


「………………」

思わず私は固まった


なぜかって??


ドアから教室に入って来たのが………后埜だったから汗


「あっ、后埜だ
愁羅に用事かな??」

梓が后埜に話し掛ける


「うん」


私に用事って何があるんですか??!!

「だって♪それじゃ、私はお邪魔なのでもうかえるね☆じゃ、また!!」

「えっ…ちょっと、梓ー?!」

ニコニコっと満面な笑顔でひらひらと手を振りながら梓帰っていった


私が后埜の事を避けてると知りながら……

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