My next Prince
バフッ


自分の部屋に入り、ベッドの上にうつぶせに倒れる

そして、方向転換をしあおむけになる


「ふぅ~、やっぱり、自分の家が一番いいな…」

天井を見る

いつもこうやって私はベッドの上で仰向けになり、1日の出来事を振り返っている

こういう、時間が私は好きだ

「あっ、いけない勉強しなくちゃ」
ベッドから起き、私服に着替える


♪~♪~♪


携帯の着信音がなる

「誰からの電話だろう」

ディスプレイを見ると

「………。」

思わず固まってしまった

表示されていたのは…
“后埜”
だった

「う゛ー…どうしよう」

しばらく、迷い電話に出ないのは失礼だと思ったので、でることにした
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