My next Prince
キミに想いをよせて
「しゅ・う・らー!!」
ガバッ
「わっ!!」
後ろから抱き付いてきたのは、勿論梓
ご機嫌が良いときは、大抵後ろから抱き付いてくる
最初はびっくりしたけれど…、今はもう慣れた
「梓朝からご機嫌だね」
「ぅん♪」
「昨日のデート楽しかった??」
「勿論!!すっごく楽しかった!!」
「それは良かったね☆」
「愁羅はどうだったのよ??」
ニヤつきながら、梓が聞いてきた
「どうって…別に普通だったよ」
「またまた~、何かあったんじゃないの??」