優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
私、きっと顔が赤いだろう。


この歳になって、こんなにキュンとするなんて…かなり恥ずかしい。


『ま、2人きりじゃないのは残念だけど』


『えっ』


そう言って、祥太君は席を立った。


『ねえ結菜ちゃん。嫌なことを全部忘れられるような旅行にしよう。楽しみにしてるから』


私をさらにキュンとさせて、祥太君は部屋に戻った。


3人とも、本当に…素敵な青年だ。


私は…


間違いなく、3人が…


好き。


だけど、これは恋なのかな?


ドキドキしたり、不安になったり、泣いちゃったり…


私は、今、いっぱいの刺激の中で毎日を生きている。


こんなこと、人生で初めての経験だ。


とにかく、旅行を提案してくれたみんなに感謝して、今は「楽しむ」ことを考えたい。


せっかくの3人からのプレゼントだから。
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