優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『着きましたよ』


『祥太君、運転お疲れ様』


『ありがとう、疲れたでしょ?』


みんなが祥太君にお礼を言った。


全く疲れた素振りも見せず、ずっと笑顔で紳士に振る舞うところ、すごくカッコいい。


立派な佇まいの和風旅館の中に入ると、まずは立派なロビーに驚いた。


飾ってあるお花も全て本物だ。


装飾品もとっても綺麗。


素敵…


その言葉に尽きる。


早速、癒される私達。


颯君が受付を済ませて案内されたのは、ベランダや窓から海が見える最高のお部屋だった。


男性と女性に別れて、隣同士。


食事は、男性の部屋でみんなでとる事になった。


私達女性陣は、まず浴衣に着替えた。


一人一人違う色と柄の浴衣を数種類用意してくれていて、それもこの旅館の売りになっているようだ。
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