優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
今、私は恋愛する気持ちをわざと心に押し込めてるのかな?


同居人であり、大切な家族を好きになっちゃダメだって。


それにいつか別れがくると思うと苦しくなるし…


だから自分自身にブレーキをかけてしまってる?


もし、そのブレーキを外したら…


私は…


3人のうちの誰かを無条件で好きになれるのかな?


『俺、ブログの中の結菜ちゃんのこと好きだって言ったけど、その時に、この人何歳だろうとかって…そんなこと全く考えなかったしね』


『僕も…そのままの結菜さんが好きです』


『2人とも…ありがとう』


『結菜ちゃん。本当に焦らなくていいよ。いろいろあって混乱してるだろうし、いろんなことゆっくり考えて』


祥太君が言ったその時、颯君が戻ってきた。


『ひなこちゃんは?』


私が聞くと、


『部屋に戻るって』


颯君はそう答えた。
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