優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『そうだな…俺も結菜ちゃんのこと、全部知りたい』


文都君に祥太君まで…


『でも、私を全て知ったら…絶対、嫌な部分が見えてしまう。心も体も。特に女性は、体に年齢の差が出てしまうんだよ。若い時とは違うの。そんな嫌な部分、みんなにわざわざ見せたくない』


『嫌な部分なんて言わないでよ。それだけ、頑張って生きてきた証なのに。もっと…自分に自信を持てばいいよ』


自信なんて…


今さら持てないよ。


『祥太君、みんなもおかしいよ。なんだかもう…3人とも意地になってない?私をそれほど知らないのに、好きだって言ってしまったからあとに引けなくなって…』


『意地になってるなんて、そんなことあるはずないです。僕達はそれぞれに結菜さんを好きになって…たまたま3人が同じ人を好きになっただけで、だからって、意地になって取り合いみたいになってるわけじゃないです』


『真面目な文都がこんなにも熱くなってるんだ。結菜ちゃんもそろそろ受け止めてくれない?俺達は、それぞれに真剣なんだって』


そんなこと言われても…


やっぱり私、怖いよ、ちゃんと恋愛するの。
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