優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『颯は?どう思う?』


『祥太兄…文都君も、みんなここを出て行くってこと?2人ともそれでいいの?』


『まさか。文都と俺は、出ていく気なんて全くないよ。そうだよな、文都』


『もちろんです。僕もそんなつもりは全く無いです』


えっ?


『でも、ペンションやるなら、俺達は…やっぱり邪魔だよね?』


『颯君、邪魔とかではないの。ただ、どうしてもお客様優先になるから…みんなからちゃんと毎月のお家賃をもらっておいて、十分なおもてなしができなくなるから…それがすごく申し訳なくて』


私は頭を下げた。


『私のわがままだってわかってるの。急にこんな話をして、本当に…ごめんなさい』


『結菜さん。それが結菜さんのわがままだとすれば、僕らもわがままを言わせて下さい。僕ら3人はずっとここに…いたいです』


文都君…
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