優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『お世話になります。よろしくお願いします』


礼儀正しく挨拶を返してくれたのは、神田文都君。


23歳、お医者さんを目指す理系男子。


メガネが良く似合う真面目タイプの、こちらもまたかなりのイケメンだ。


背の高さは、私が168cmだから…たぶん178cmくらいかな。


髪型は、黒髪で長過ぎず短過ぎず、ほんの少しだけ遊ばせてる感じがカッコイイ。


女の子は花嫁修業中の上山 智華ちゃん、22歳。


お嬢様なオーラをまとった美人さん。


胸の辺りまで伸びた髪が印象的だ。


しかも、ストレートの黒髪。


ツンとした嫌味な感じはないけど、ちょっと近寄り難いような雰囲気を漂わせている。


『2人とも疲れたでしょ。少し部屋で休んだらみんなを紹介するわね』


『大丈夫です。わざわざお迎えすみません』


そう言ってくれた智華ちゃんは、落ち着いた感じで淡々と話す人だと思った。


ひなこちゃんとは少し違う雰囲気だ。


『早く仲良くなりたいから名前で呼ばせてもらうね。文都君、智華ちゃん』
< 18 / 204 >

この作品をシェア

pagetop