優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
エピローグ
あれから、ずいぶん年月が流れた。
10年以上は…経ったよね。
ペンション経営は問題なく順調に進んでいる。
そう、なんの問題もなく…
でも、変わってしまったこともある。
それは、祥太君と颯君がいないこと。
彼らは、数年前に日本を離れた。
祥太君は、お父さんが急に病気で倒れてしまい、社長である叔父さんの手助けをするために、どうしても海外に行かなければならなくなった。
大好きなピアノは…
一時、止めるしかなかった。
楽団から去ることはとてもつらそうだったけど、私に笑って言ってくれた。
「いつになるかわからないけど、必ずまたピアノが弾けるように、今はしっかり仕事を頑張るよ。父が…一生懸命守ってきた会社だからね。結菜ちゃんがペンションを守ってるみたいに、俺が会社を守らないと」
その決意は優しくもあり、男らしくてカッコ良かった。
「私は、祥太君のこと、どこにいても絶対に応援してるから。だから…外国にいっても体に気をつけて…頑張って」
10年以上は…経ったよね。
ペンション経営は問題なく順調に進んでいる。
そう、なんの問題もなく…
でも、変わってしまったこともある。
それは、祥太君と颯君がいないこと。
彼らは、数年前に日本を離れた。
祥太君は、お父さんが急に病気で倒れてしまい、社長である叔父さんの手助けをするために、どうしても海外に行かなければならなくなった。
大好きなピアノは…
一時、止めるしかなかった。
楽団から去ることはとてもつらそうだったけど、私に笑って言ってくれた。
「いつになるかわからないけど、必ずまたピアノが弾けるように、今はしっかり仕事を頑張るよ。父が…一生懸命守ってきた会社だからね。結菜ちゃんがペンションを守ってるみたいに、俺が会社を守らないと」
その決意は優しくもあり、男らしくてカッコ良かった。
「私は、祥太君のこと、どこにいても絶対に応援してるから。だから…外国にいっても体に気をつけて…頑張って」