優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『ありがとうございます。僕は同居する前まで、本当に何のために医者を目指してるのかわからなくなっていました。でも、結菜さんやみんなが、それぞれに一生懸命頑張ってる姿を見てるうちに…僕も甘いこと言ってられないなって』


『すごいね。偉いよ、本当に。お医者さんになるなんて、ものすごく勇気とか決断とか…いると思うんだ。でも、文都君の頑張ってる姿を見てたら、私も応援したいってすごく思うし、こっちが文都君に元気もらってるんだよ』


『結菜さん…そんなふうに言ってもらえて、本当に嬉しいです』


『だけど、文都君。大変な時はいつでも私に弱音を吐いてね。本当にそれは大事なことだよ。そして、また頑張ればいいんだから。ずっとずっと…応援してる』


自然と2人とも笑顔になった。


文都君のいる場所は、想像もつかないくらい大変な世界だと、心の底から思う。
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