行き着く先は・・

••撮影


ひかりは、
「なんなの?無愛想な男ね」
と、言うから
私は、修吾さんの話を二人にして
修吾さんに連絡をした。

東京についた事と
ファーストクラスの居心地の良さの
お礼を言った。

東さんは、彼の事をどこかでみたような
と、ずっと言っていたが·····

私もひかりもモデルとかに
興味もなかったから
まったく知らなかった。



その頃、聡吾は、
ホテルの部屋へ入る前に
数冊の雑誌を取り部屋へと入った
雑誌を読みながら
仕事先に連絡をした。

今回は、日本の雑誌の撮影だ。

パラパラとページを進めていると
一つのページに目が止まる

ん?····あいつ····?····

たしかに···« のあ »と言っていた。
Noaだが、間違いない。

へぇっ、中々面白い。
なぜ、父親と知り合ったのか
知らないが、
今回も記事を載せると言ってたな

今日は、時差もあるから
そのまま、ホテルで食事をする事にして
眠りについた。

翌朝、撮影場所へと向かう。

イタリアのマネージャーが
連絡は入れたから
行けばわかると言われていた。

日本に対して思い入れなどないが
母が生きてきた街だ。

少し歩いてみようと思った。

日本には、身内もいないから
ブラブラ·····と。
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